「自分を大切にしてくれる人」に気付かない事ほど人生損することはない
人は誰しもなかなか解決出来ない問題を長年抱えるもの。
私が抱えているのは多くの人と同じく両親との関係だ。
これは先日信頼の置けるミステリースクールの先輩ヒーラーのセッションを受けた際大きくクローズアップされた。
自分のヒーリング稼業に関して相談したつもりがどうしてこうなった感もあったが、結局のところ現在の様々な問題全ての原因が両親にあったから仕方ない。
自分の身の上を簡潔に話すと、両親は不仲で父は母をいじめていたので自分は母のために、と常に母の味方となり父を責めた。
一方、父は私を大変愛してくれていた。父から叱られた記憶がないほどに。
実際に父親は様々な恩恵を自分にもたらしてくれた。就職も父に頼ったし、専業主婦である自分が魔術の学びを行う事が出来たのも父が結婚時に持たせてくれたお金のおかげだった。そもそも私が魔術に興味を持ったのも父が愛読していたムーだったな…
自分の最大の不幸のひとつは結婚前に父が肉体を離れたことであろうか。もし健在であったら主人からのDVも起こらなかっただろうし、万が一そんな事があろうものなら確実に主人を血祭りに上げてくれたはずだ(笑)
それだけ自分を愛してくれている肉親がいるというのはなんと幸せなことか。
だが、物心つき母が父にいじめられていたと気付いた私は父を憎むことにより、母を父から護ることにしたのだ。母が自分に厳しく接するのを自分が悪いのだと自分を責めながら。
それ以降「誰かに大切にされている」という安心感なく、そして尽くしても報われない人に執着しながら生きていった。
これは全て、人間というものがよく分からず、勝手の違う地球生活に慣れることなくいつも泣いてばかりだった小さい自分が両親を見て思った事。
「父が母をいじめていた」と書いてきたが、もし、の自分が小さい頃の両親の様子を見たら、当然今と全く違った見方をするだろう。母にも非があることも多かっただろうことは想像に難くない。
自分がもっと聡い子供であったら、両親との関係を冷静に俯瞰出来たと共に父親とも良い関係を築いていったであろうか。
これは様々な問題や自分の課題を含んでいるが、人生最大の味方であっただろう父親に随分とひどい態度を取ったことが最大の悔いでもある。もし良い関係であったら父からはもっといろんなことを得られたであろう。
同時にいま、自分を本当に大切にしてくれる人に対して冷たい態度を取る傾向にも気付いた。その相手は父であったし、娘でもある。
父に今から出来る手向けは、せめて娘を愛情を持って精一杯サポートし「負の連鎖」を引き継がせないことだろう。
そんな訳で、今日の夕飯は娘の大好きな鶏肉の唐揚げである。「鶏肉」と書いたのはいつもはなんちゃって大豆肉の唐揚げだから。
おーい娘ちゃーん!美味しい唐揚げが揚がったよーん☆
これは4年前のユウジアジキのバースデーケーキ、通称クマックス。
今年のケーキはもうちょい待ってちょ。
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