ガイドでなくなった自分の生きる道
ガイドでなくなって1年経とうとしています。
今まで割とオブラートに包んできましたが、包んだままではこれ以上ブログも書く気にならないので、ひとつの区切りとしてここ1年の心境を語りたいと振り返ることにしました。
初めは正直安堵しました。
思うようにアデプトプログラムを開催出来ないプレッシャーを常に感じ続けてきたので、そこから解放されると思ったのが先にきました。
それが通り過ぎてからは、ガイド復帰した仲間や自分を亡きものにした仲間やミステリースクールを見返したくてブログに注力しました。
全てのガイドに対し敵意を持っていたような気がします。随分と友人もなくしました。
一方で、アデプトプログラムで思うように人生が好転せず悩んでいる人達がいる事実にも心を痛めていました。アデプトで素晴らしい生き方を手に入れた仲間やアデプトの素晴らしさを説くスクールとの狭間で。
アデプトが思うように開催出来なかったこともあり、RMとかいう活動の方さえ出来ればという想いもありました。
しかしながら数ヶ月前、RMの方でも降格になってしまいさすがにめげました(笑)
RMの活動は本当に好きでやり甲斐を感じていましたが、それをRMなりたての人達と初歩的なことしか出来なくなったのは本当にムカつ、
もとい辛いことでした。
随分と自分を責めました。
クビになったり降格になる自分なんて価値のないものにしか思えなかったですね。
そんな自分の書き綴る言葉に意味があるのか、人の心に響くのか…
件の降格辺りからブログも書く気がしなくなりました。
そんな1年を過ごしてきた訳です。
そんな日々を経て気付いたことがあります。
アデプトプログラムはそれ自体が価値のあるものではない。
あくまで我々が王として、女王として。
そして神として、女神として
生きるのを手助けするシステムに過ぎないのだと。
アデプト受けて変われないから私はダメなんだ、
そんな風に裁くものになってはいけないのです。
アデプトは確かに素晴らしい。
でもそれ以上に素晴らしいのは我々一人一人なのだと。
今の私が理想とする世界は、アデプトプログラムのない世界です。
それはアデプトの伝統と叡智が社会、教育システム全てに浸透し、わざわざアデプトプログラムとして教える必要のなくなった世界です。
当然宗教やらふわふわニューエイジ系の教えなど影も形もありません。
一人一人がでっかい宇宙と繋がり、地球にとらわれることなくまるで神の如く生きる。
そんな世の中直ぐには来ません。
でも僅かながらでも手助けが出来るよう、私はこれからも進み続けます。
いつかガイドになる者として。
…こんな露出狂みたいな独白しなくてもいいのにって思うんですが(笑)私は外からは分からないわたがまりが内側にあるとダメなタイプなんだと思いました。そんな厄介な自分が好きです。
こんなん食べながら書きましたとさ。
北村佳代