印鑑で開運しようと考えない方がいい
「開運印鑑」に使われる書体はもともと存在していなかった
娘の印鑑が必要になったので、昔ながらの印鑑屋さんで注文をしました。
一級技能士であり、文字の美しさに何よりこだわる職人さんは印鑑ビギナーである母娘に、印鑑についていろいろと教えてくれたのですが、意外だったのは「開運印鑑」に使われる書体についての話。
開運印鑑で用いられる印相体は文字を伸ばしたりして吉相になるようにしているそうで、それは「幸運のために文字を捻じ曲げる」ように思えた。
思い出したのは「ご財MAX」といった、幸運の為に本来の文字を捻じ曲げる意識高い系の人たちによる、人の傲慢さを感じずにはいられない言葉の改変でした。
実際1日印鑑について調べてみたら開運印鑑なや関して論ずるサイトもいくつか出てきた。
- 印相体は印鑑拡販の為に作られた
- 印鑑の技術を競う大会で印相体が受賞したことはない
その為、心ある職人さんには印相体を使わない人もいる。
先の職人さんは「複雑で偽造されにくい」という理由で印相体を利用するみたいです。
「職人による、美しい工芸品」こそが持ち主のパワーとなる
印鑑は「美しい文字を掘る」が大前提にあります。娘の印鑑を依頼した職人さんも、文字の配置のバランスについていろいろ提案下さいました。
厳しい修行を経た職人さんが美しい手仕事を行った時、印鑑には美が宿ります。
それを大切に使う事こそ、最高の「開運」なのではと思うのです。
逆に開運のみ追求すると古来からある美しい文字を捻じ曲げるという「美」を壊すことにもなる。
印鑑を通じいろいろなものが見えてきましまが、まずは娘の印鑑の出来上がりを楽しみにしたいと思います。
マーマレードを作ってみたら
砂糖が茶色なのでこんな色に(笑)
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人生を楽しくする言葉をつくる栄養士
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