「FBフランスデコ画像」を通じて見えたこと
先日パリで起こったテロに関しSNS上で様々な動きがありました
テロでの犠牲者への追悼、そしてテロ行為に対する抗議の意味を込めて(だと思うのだが)
私もやってみました。
一度やってみたかったんです、デコ画像(笑)
と同時に、最近自分に掛かりきりになってしまい世界の動きに鈍感になっていた自分自身への戒めです。
今は小休止中とはいえ、ここ何年も世界情勢を把握することが必須でした。
それもニュースに出ることがない、紛争地域や貧困で苦しむ人達のリアルな声を。
だから、「シリアやレバノンでも多くの人が亡くなっているのに、フランスだけ騒ぐのはおかしい」って意見をよく見かけましたが、自分としてはこの地域で毎日死傷者が出ているのは当然のことと考えるようになっていました。
この点については反省しなければならないと思ってます。
ただ、これを殊更騒ぎ立てていらぬ議論を呼び起こしているのを見ると、単なる挙足取りにしか見えず、滑稽でもありました。
そして、フランスデコ画像に辟易している人達も大勢見かけました。
気持ちが分からないでもないですが、もし関心がなければせめて黙っていれば良いのです。
ただ自分の主義主張するだけで、少しでも世界ぎ良い方向へと向かうにはどうすれば良いかという視点が欠けた意見が並ぶのは、あまり良い気分がしませんでした。
こんな時、あなたの主義主張は聞いている場合ではないのだ。
犠牲者に対し追悼の意を表する。
それだけで別に良いのです。その時フランスデコ画像にするかどうかは本質に関わることではない。
それを紛争で亡くなっていった方全てに対し行えば良いのはないでしょうか。
思わぬ悲劇に直面した時、私達がやるべき事は思いの外シンプルなものです。
そもそも争いでのみ多くの人が死んでいくのではない
世界には満足に食事を取ることの出来ない子供達が、今この瞬間にも亡くなっている。それも数え切れないほど多くの子供達が。
もちろんニュースになることは、ない。
そ子までの事実を知った上で、今回のフランスデコを批判している人はどれだけいただろうか。
もしシリアやレバノンの報道がされないのに疑問を持つのであれば、同じように多くの子供達が亡くなっていく事実が報道されない事にも触れるべきではないでしょうか。
そんな訳でごたごた抜かす連中にイラついたってお話でした☆
ちなみにフランスデコ画像は一晩で辞めて元に戻しました。
「誰が誰だか分からない」という意見に同意したからです(笑)
もっともな理論ではなく、シンプルで率直な意見に人は耳を傾けることがあるもんですね。
あとは、フランスデコに不快感を感じる人が多かったのでその人達の目を気にして…ではなく、
不快に感じる人がいるのに、それを無視してまでデコを使う気にはならなかっただけで。
FBという緩やかなコミュニティにいる以上、他人に対する配慮というのは必要不可欠だと考えています。
本業はヒーラーです。
トゥルーライフナビゲーター・MMS公認ガイド北村佳代
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