「いい内容のブログ」が頭や心にスッと入ってくるとは限らない
絶対伝えるべきことは明かな言葉で伝わるようにすべし
先日いただいたメールですごく解釈に困る事がありました。
申込みしたセミナーに関するものだったのだが、受講対象者が変更になったこと、私を含む対象から外れた人については別途セミナー日程を検討していることが書いてあったのだが、「キャンセル」という言葉が明記されていなかった。
その為メールが意図しているのが…
- 対象者のみ受講して欲しいからキャンセルして欲しい
- 対象から外れた人は別日程で受けて欲しい
- 受講対象者に合わせた内容になるのでその点ガマンして欲しい
なのか非常に頭を悩ませました。
どうせなら自分向けに新しく設定される日程に振り替えたかったが、キャンセルは主催者にしてみれば再度募集をかける必要があり手間がかかる。その辺りで悩んだのだ。
結局主催者にメールしたところ、
「受講対象外の人は自動的にキャンセルになります」
と返ってきたので、はっきり「キャンセル」って書いて欲しかったなーと思わずにはいられなかった。あれこれ無駄に悩んで浪費した時間と思考がもったいなかったし。
文章は時と時間を選ぶことのない伝達手段としてとっても便利だが、反面自分が意図することを読み手に確実に伝えられるかどうかは、読み手の読解力と書き手の文章力に左右される。
少なくとも、告知等情報を正確に伝える必要がある文章については、分かりやすく意図を伝える言葉を用いる必要があるよなーと改めて思った。
良いことが書いてあるのは分かるけど、頭に入って来ない文章
冒頭のメール問題(笑)で気付いたのが、「いい内容の文章と、頭や心に入ってくる文章は別モノだ」ということ。
上記の主催者の方は非常にクレバーで、そのクレバーさが存分に発揮されたブログがとても好評で、セミナー集客にも長けた方だ。
ブログの内容も素晴らしく、私も多くの人に読んでいただきたいと思っているのだが、肝心の自分はというと実は目が滑るような感じでスッと入ってくることはなく、何とか読もうと思った時には気合いを入れて読んでます(笑)
意図を理解するのに苦心した挙げ句、理解しきれなかった例の返信メールを考えるに、もしかしたら「他者が読む」という視点が足りないのかもしれません。
ブログやメルマガでの集客に成功されてる方なので、それは良い内容の文章を書いているからだとずっと思ってきていたが、もしかしたら人は、叡智溢れる文章の中身は理解することなく、文章や主催者の雰囲気に惹かれているのかもしれない。
うん、みんなきっとブログの内容理解出来ていない(笑)
「ブログは結局雰囲気勝負だお☆」という結論になりそうだけど、そこを無理矢理続けると(笑)
例えつたない文章でも、頭や心にスッと入ってくるような文章を書きたい
私は割と文章が単調で、語彙も豊富ではないのでぱっと見「知性溢れる文章」はこの先もきっと書けないかもしれませんが、
代わりに人の頭や心にスッと入る
サルでも分かる
そんな文章を書いていき、読んで下さる方には自分の文章をいっぱい楽しんでいただきたいな-、そう思ってます。
だから寝落ち寸前で書いて誤字脱字どころか、文章の文脈自体訳わからくなった(笑)文章は書かないようにします、うん。
HPにはちゃんと「猫ゆうじ」って書いてあるのに
残念な読解力のせいで「猫ひろし」だと思っていた
不憫な猫ゆうじさん(ユウジアジキ)
北村佳代