おうち魔女の「人生はアート」論

本業はヒーラーです。DNAアクティベーション等モダンミステリースクール(MMS)公認ヒーラーである北村佳代が、人生ふふっと楽しくなる言葉を綴ってます。宇宙や世界の真理を語ったり、パンについて語ることも。セッションメニュー詳細はHPで→http://kiitos.jimdo.com/

「好きなこと」が好きでなくなるほど怖いことはない

注)こちらは8月1日UPした同タイトルの日記を、諸事情で一旦削除後再掲載したものになります。はてスタつけてくださった皆様やシェアくださった皆様方にはこの場を借りてお詫び申し上げます。

 

 

かさこさんのブログ術で「好きなこと」を仕事にする大切さを改めて学んだ訳ですが、納得しながらも少し悲しい思いで聞いてた。

 

何故なら、好きな事がもう出来なくなってしまったから

 

私が大好きで「これが出来なくなったら死ぬ」ぐらいまで思っていた、魔術の勉強が出来なくなってしまったからだ。

 

直接的原因はお金がなくなり、しかも稼ぐまで追いつかなかったという大変甲斐性無しな理由なのだが、同時に「好きでたまらない」はずだった魔術の勉強が、苦痛でストレスにもなっていたのに気付いた。

 

魔術の勉強というのは、もともと一般人が学べるようなものではなく、それこそ貴族階級や「魔術を学ぶに相応しい」と認められたごくごく一部の選ばれた人達のみが学ぶ事が出来た長い歴史がある。

 

それはDVを受けていた最弱主婦でも学べるようになった現代においても、それなりにお金が必要となるのは変わらない。

 

もともと結婚時持参したわずかなお金しかなく、主人にコソコソ隠れながら学びおおっぴらにヒーラー活動出来なかった私は、安いクラスしか受ける事が出来なかった。

 

ところが私が本当に「これ受けたい!!」って思うクラスは高いものばかり。受けられずハンケチ噛み締める日々で、しかも後から学びはじめた人が高いクラスをホイホイ受けて自分を軽く追い越して行くのだから、悟りを開きたくてもどうしても嫉妬の感情は押さえきれなかった。

 

それも全て魔術が大好きだったから。もっともっと学びたかったから。

 

そんな魔術を学べなくなってもちろん悲しいのだが、それより悲しく、そして恐ろしかったのは「魔術の勉強が大好きだったのに、それを忘れてしまった」こと。

 

「好き」っていうのは本当にすごいパワーを発揮するもので、どれほどのパワーを発揮するかというと、文章を全く書けなかった自分がジャニーズの踊れる少年達にワクテカした想いをワールドワイドにぶちまけたい!という一新でそれなりに文章を書けるようになった程である(笑)

 

私が「好き」の気持ちを忘れかけた魔術には、私のライフワークでもあるDNAアクティベーションやアデプトプログラムというったヒーリングやクラスも含まれる。

 

となると、それらを「好き!」の気持ちと共に人々に伝えることすら出来なくなっていた訳だ。仕事にも支障が出るのだからこれはとんでもなく恐ろしい事かもしれない。

 

「好きなこと」を忘れる訳はないと思うかも知れない。しかし「好きなこと」でも様々な出来事や感情が混ざり合って「好きだったことを忘れてしまう」のは十分ありうるのだ。

 

「好きでなくなったから」と他に好きな事を探そうとも見つからないことが多い。それよりも「忘れてしまった好きなこと」への情熱を蘇らせる方が手っ取り早いだろう。

 

人との比較、嫉妬、承認欲求、そしてお金。

好きが好きでなくなる大きな原因だ。

 

それらは全て外的要因に過ぎない。自分の内側にある「これが好き」という気持ちはそれぐらいで揺らぐことは本来ないのだが、外的要因にばかり目が行ってしまい「好き」が見えなってしまうのだ。

 

そんな時には目を閉じて、ゆっくり深呼吸してみよう。

そしてただ心の奥底にある、自分だけの世界で「好き」な気持ちを蘇らせればいい。

 

折角見つけた「好きなこと」があるのなら、それを絶対見失っちゃダメだぞ☆

 

 

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